セラミド
【せらみど】

(英)ceramide
細胞と細胞を接着させる働きをする細胞間脂質で、肌や髪のうるおいに欠かせない。肌の上皮の角層では細胞の細胞間脂質の約半分をセラミドが占める。体の中で作られる物質だが、加齢などで減少すると、肌のうるおいが減り皮膚のバリア機能が低下する。塗って外から補給すると軽症のアトピー性皮膚炎の乾燥肌を改善する効果が認められている。経口摂取でも美肌効果を発揮する。米や小麦、大豆、コンニャク芋などが、セラミドの原料として用いられている。1日20~40㎎、1カ月ほどで美肌効果が表れたという報告がある。さらに、コンニャクのセラミドは1日600μgで肌の保湿力を高めたというデータがある。
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![]() | 日経BP社 「サプリメント事典第4版」 JLogosID : 8526524 |