OpenCL
【オープンシーエル】
Open Computing Language
異なる種類のプロセッサーを搭載したマルチプロセッサー環境で、ハードウエアの違いを抽象化するための仕様。C言語に基づいており、OpenCLの仕様に沿ってプログラムを記述すれば、搭載するプロセッサーの種類が変わっても、同じソースコードを利用できるという。パソコンでは、グラフィックスチップ(GPU)を描画以外の計算処理にも活用することで、全体としての処理スピードの向上や省電力化が期待できる。
2008年6月に米アップルが、当時開発中だったMac OS X v10.6のOpenCL対応を発表、2008年12月には標準化団体のKhronosグループがOpenCLの仕様を公開した。米インテルや米AMDなど主要な半導体メーカーの多くが仕様の検討に参加する。
【参照語】
GPGPU
C言語
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528108 |