拡張現実
【かくちょうげんじつ】

augmented reality;AR
現実世界の映像にデジタル情報を重ね合わせることで、利用者の活動を支援する技術。仮想現実(VR)がコンピューター内で仮想の空間を作るのに対して、拡張現実では現実の空間を前提にし、それをコンピューターで補足したり、拡張したりする。CPU性能の向上、GPSや加速度センサーなどの進歩、無線通信の高速化などにより、さまざまな試作システムがある。
例えば、旅行先でビルや道路に携帯電話のカメラをかざすと、現実の画像に名称や住所などの情報が重ね合わさった状態で表示されたり、そこにあった過去の建築物が3次元CGで再現されたり、バーチャルなガイドが登場して案内するなどの用途が考えられる。
【参照語】
ARマーカー
仮想現実
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![]() | 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528198 |