FAT
【ファット】
file allocation table
USBメモリーやメモリーカードなどで使われるファイルシステム。MS-DOSの標準ファイルシステムで、Windowsも対応する。ドライブの大容量化に対応して、FAT16、FAT32、exFATといった仕様が登場し、当初のFATをFAT12と呼び分けるようになった。本来はディスク内のファイルの位置情報などを記録するための領域を指す。
ファイルの作成や削除など、ファイルの状況に変化が起こったときはFATの内容も更新される。FATが破壊されるとデータ本体が無傷でも、ファイルが読み出せなくなることがある。ファイルをクラスターという単位に分割して管理し、データが記録されるクラスターの位置などをFATのテーブルに格納する。
【参照語】
ファイルシステム
クラスター
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528345 |