IEEE 802.11n
【アイトリプルイーはちまるにてんいちいちエヌ】

　実効速度で100Mbps以上が可能な無線LAN規格。IEEE（米国電気電子技術者協会）が、5GHz帯を使うIEEE 802.11aを基に策定した。2006年1月に初期の草案（ドラフト）が固まり、2007年3月にドラフト2.0を承認。2009年9月に正式規格を承認した。
　複数本のアンテナを使って通信するMIMO技術や、通信に利用する電波の周波数を倍の40MHz幅に広げるチャンネルボンディングによって通信を高速化する。理論上の通信速度は65M～600Mbps。

【参照語】
IEEE 802.11
IEEE 802.11a
MIMO
11nドラフト

日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8528375