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PCI Express
【ピーシーアイエクスプレス】


PCIe

PCI Express

 PCIバスの後継として登場したインタフェース規格。PCIeと略記されることもある。当初は米インテルが3GIOという名称で提唱し、2002年4月にPCIバスの標準化団体であるPCI-SIGが規格として仕様を発表した。
 データ転送に双方向のシリアル方式を採用。パラレル方式のPCIバスに比べ、片方向の最大データ転送速度が133MB/秒から250MB/秒に向上した。双方向の転送路(レーン)を1リンクとし、リンクを最大16個まで束ねることが可能。高速なデータ転送が必要なグラフィックスボードなどが、16リンク(×16)を利用する。
 2007年1月にデータ転送速度を片方向当たり500MB/秒に引き上げたPCI Express 2.0を発表。2010年11月にはデータ転送速度を同1GB/秒に高めたPCI Express 3.0の仕様を策定した。

【図版の説明】
PCI Express】単方向のデータ転送路(レーン)を2本ずつ束ねて「リンク」とし、さらにこれを複数まとめて利用できる

【参照語】
PCIバス




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8528410