パソコン用語辞典 基本用語 48 USB【ユーエスビー】 universal serial bus パソコンと周辺機器を結ぶ標準的なインタフェース規格。接続できる周辺機器はキーボードやマウス、スピーカー、プリンター、スキャナー、光学ドライブなど多岐にわたる。USB規格の策定は標準化団体のUSB-IF(USB Implementers Forum)が行う。Windowsパソコンでは1998年6月以降のWindows 98搭載機、Macでは1998年8月発売のiMacで採用した。 1996年1月に最初のバージョンが登場、当初の最大データ転送速度は12Mbpsだった。1998年9月に規格を厳密化したUSB 1.1が、2000年4月には480Mbpsに高めたUSB 2.0が登場した。2008年11月には5Gbpsに高めたUSB 3.0が登場、2010年からUSB 3.0対応のパソコンが製品化された。 USBでは1台のパソコンを中心としたツリー構造を用いて機器を接続し、最大127台までの接続が可能。機器はパソコンを通じて管理される。接続ケーブルには電力線も含まれるので、小型ハードディスクや無線LAN子機など低消費電力の機器なら電源ケーブルなしで駆動できる。【図版の説明】【USB】端子にはパソコンやハブに接続するAタイプと、周辺機器に接続するBタイプ、Mini-Bタイプなどがある【参照語】USB 2.0IEEE 1394USB 3.0 日経BP社「パソコン用語辞典」JLogosID : 8528441