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JPEG 2000
【ジェイペグにせん】


 カラー静止画像を圧縮伸長する方式の一つ。JPEGの後継として登場したが採用例は少ない。
 圧縮方式はJPEGで採用するDCT(離散コサイン変換)ではなく、ウェーブレット変換を使用し、JPEG圧縮時に生じるノイズを目立たなくさせた。JPEGと同程度の画質では、圧縮率を30~50%ほど高められる。画像中の一定部分だけの圧縮や、原画像を完全に復元(可逆符号化方式)する圧縮ができるなど、付加機能も多い。圧縮にかかる時間はJPEGより長い。

【参照語】
JPEG




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8532326