OLPC
【オーエルピーシー】
One Laptop per Child
低価格なラップトップコンピューターの開発と普及を通じて、世界中の子供たちに新しい教育の機会を提供する構想。同名の非営利組織が推進する。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボが2005年1月に立ち上げた「100ドルラップトップ」の構想に基づく。MITとは独立した組織であり、活動目的は子供たちへの教育機会の提供という。
OLPCが開発するラップトップは各国政府に対して販売され、学校から子供たちに貸与される。2007年初頭には、プロトタイプの初期ロットが各国へ配布され、テストされた。2007年11月に量産型のXO 1.0が製造開始になったが、100ドルという価格は実現しなかった。2008年5月に、XO 2.0を発表。2010年には米マーベルが、XO 3.0に当たるコンピューターを、タブレット型のMarvell Mobyとして99ドルで提供すると発表した。
【参照語】
クラスメイトPC
| 日経BP社 「パソコン用語辞典」 JLogosID : 8532676 |