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Pentium
【ペンティアム】


 米インテルが開発した32ビットCPU486の後継製品として1993年3月に発表した。ブランドとして浸透したため、後継製品であるMMX PentiumPentium II/III/4/Dにもその名を残した。
 内部には演算処理ユニットのほか、浮動小数点演算ユニットメモリー管理ユニット、命令用とデータ用に分離したキャッシュメモリーなどを搭載する。高速化のため、2本のパイプラインを持つスーパースケーラー構成などのRISC技術を取り入れた。マルチプロセッサーにも対応した。
 1996年には低電圧で駆動する技術を採用し、TCP(tape carrier package)という薄型のパッケージによるノートパソコン用も登場した。

【参照語】
486




日経BP社
「パソコン用語辞典」
JLogosID : 8532787