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Windows Server 2008
【ウィンドウズサーバーにせんはち】


 Windows Server 2003後継のサーバーOS。米国では2008年2月、国内では2008年4月から出荷された。
 Windows Server 2003を基にセキュリティや安定性の向上を図った。例えば、各種サービスの実行権限を見直し、必要最小限の権限しか与えないようにした。各種サービスをできるだけモジュール化し、あるサービスの問題が、他のサービスに影響を与えないようにした。動作するサービスを最小限にして、攻撃される危険性や管理の手間を軽減できる動作環境Server Coreも用意する。
 製品としては、用途別に複数のエディションがある。例えば、一般用途向けのWindows Server 2008 Standard、大規模用途向けの同Enterprise、基幹業務などのミッションクリティカルな用途向けの同Datacenter、Webサーバー用途向けのWindows Web Server 2008、大規模データベースや業務アプリケーション向けのWindows Server 2008 for Itanium-based Systems、15人以下での利用に最適化した同Foundation、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング環境向けのWindows HPC Server 2008など。
 Standard、Enterprise、Datacenterの各エディションには、仮想化システムHyper-Vを搭載。1台のサーバーマシンで、複数のサーバーOSを実行できる。Hyper-Vを搭載しない製品も用意する。

【参照語】
サーバーOS
Windows Server 2003
Hyper-V




日経BP社
「パソコン用語辞典」
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