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かつてアメリカにあった、ゲーム機の企画・設計を手がける企業の一つ。また、同社の開発した家庭用ゲーム機の規格。{LF}3DO社(The 3DO Company)は1990年にアメリカの大手ゲームソフト会社の出身者らが設立した企業で、家庭向けのマルチメディア端末の規格を策定し、自前ではハードウェアの開発・生産は行なわず、ハードウェアメーカーなどに仕様をライセンス提供していた。また、同規格のゲーム機向けのゲームソフトの開発なども行なっていた。{LF}3DO規格はゲーム機に留まらない総合的なマルチメディア端末として開発され、3DO社やメーカーなどはゲーム機ではなく「インタラクティブ・マルチプレイヤー」を標榜していた。32ビットマイクロプロセッサや3次元グラフィックス機能など、当時としては先進的な機能が注目を集めた。{LF}日本では、1994年3月に松下電器産業が「3DO REAL」を、同10月に三洋電機が「3DO TRY」を発売した。しかし、当時のゲーム機としてはかなり高額であったことや、ゲームソフトのラインナップが海外作品の移植版に偏っていたこともあり、あまり普及しなかった。「インタラクティブ・マルチプレイヤー」のコンセプトも、ゲーム以外のマルチメディアタイトルに有力なものが現れず、掛け声倒れの感があった。{LF}翌95年には本家ゲーム機メーカーによる「セガサターン」や「プレイステーション」の投入が始まり、対抗策として廉価モデルの「3DO REAL II」の投入や、CPUにPowerPCを採用した高性能規格の「3DO M2」の開発(一部業務用ハードなどに投入)などが行なわれたが、有力ソフトの不在などで挽回することはできず、やがて市場から消えていった。{LF}3DO社は1995年に3DO規格関連の知的財産を松下電器に売却し、その後は他社ゲーム機向けのゲームソフト開発などを続けていたが、2003年5月に倒産した。◆関連用語家庭用ゲーム機;マルチメディア;端末;ハードウェア;ライセンス;32ビットマイクロプロセッサ;3次元グラフィックス;マルチメディアタイトル;セガサターン;プレイステーション;CPU;PowerPC;M2;知的財産
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