辞書一覧

  • 法律用語辞典
  • アドバンスト フェイバリット 英和辞典
  • 最新 全訳古語辞典
  • 法律用語辞典
  • アドバンスト フェイバリット 英和辞典

検索結果一覧

880135件Hitしました

1691から10件/880135件中


語源海

【古代】古語、方言でヘミ{ヘミ}。爬虫類蛇類の総称。[中国語]蛇、長虫。snake.

【語源解説】
ヘミfemi→ヘビfebiと子音のmとbの交替による。蛇の生態から匍(ハ)ウ(ハフ)虫の意。すなわち、ハヘムシ→ヘムシ→ヘミ→ヘビとなる。したがって奄美大島などに生息のハブhabuもヘビhebiの母音交替(a→e/i→u)による。ヘミもクチナハも同物異称。クチナハはクチが口でかむ意、ナハはその形を縄に見立てての言い方。朝鮮語のペムhangul{2121}もヘミと同系語。

【用例文】
○産(ウ)マレシ児ノ頭ニ蛇(ヘミ)ヲ纏フコト二(フタ)遍(メグリ)(霊異記)○蛇 mini{和名、倍美(ヘミ)、一ニ云フ、久知奈波(クチナハ)、日本紀私記ニ云フ、乎呂知(ヲロチ)}/{まむし}蛇 mini{加良須倍美(カラスヘミ)}/{むしさい}蛇 mini{和名、仁之木倍美(ニシキヘミ)}(和名抄)○生霊(いきすだま)、蛇(くちなは)、苺(いちご)、つのむし、鬼わらび……名よりも見るは恐ろし(枕)○くちなは蛙(かへる)をのみて有けるをうちはなたんとすれど(古今著聞集)○八尺ばかり有けるくちなはの……はひまはりける(平家)○おろち(クチナハ)ヲ今ノ世ニ宇加ト云フハ宇加神ノ蛇形(クチナハノカタチ)ニ変ジテ人ニ見エ玉フ心カ({あい}嚢抄)〇蝮(ヘミ)、蛇(クチナハ)、むしこう(カラスヘミ)(下学集)〇蛇(クチナハ)、おろち(クチナハ) まむし(同)、蝮(同)/蛇蛻(ヘビノモヌケ)、まむし2(ヘビノコ)(易節用集)〇黒雲立かさなり長(たけ)十丈あまりのうはばみ〔蛇蝎とも〕出(西鶴)○蛇({おろち})inhibitglueくふときけばおそろし雉の声(芭蕉)○蛇(へび)、おろち(くちなは)(早節用集)○諸蛇、ヘミmini{和名鈔} クチナハ ヲロチmini{共同上}、アヤメmini{古歌} ヘビ、タルラムシmini{薩州女言}(本草)○蛇(ヘビ)ノナマコロシ・蛇(ヘビ)稽古・蛇(ジャ)ノ道ハヘビガシル(諺苑)○蛇遣ひ新造〔若い女房〕のやうで年増也(川柳)○蛇(へび)、くちなは蛇の種類多し、委くは本草に見えたり/時ならで小蛇出顕mini{ハ}る……吉祥たるべし(馬琴)
【補説】
古代はヘミであるが、平安時代〜鎌倉時代とむしろクチナハ{クチナハ}(ワ)が一般的。16世紀ごろからヘミ→ヘビとなり、江戸期ではヘビが一般化し、現代に至る。⇒〈青(あお)大(だい)将(しょう)〉〈大蛇(おろち)〉〈蝮(まむし)〉