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国府寺[近畿地方]
角川日本地名大辞典

播磨平野西部,市川下流の西方。地名の由来は,かつて志深(しじみ)里に建立された薬師堂(本飾磨薬師)が国府に近く,国府寺と呼ばれたことによるという(市制三十年姫路市史・地名辞書)。ただし,近年播磨国府の所在地には数説ある(図説播磨国風土記への招待)。地内の字のうち宇屋は「府中巡り拾遺」に「鵜屋村,古へ鵜つかひ多し置塩の屋形へ召し寄せられし事あり,今神屋村の北,ひるつき堂の東にあり」と見え(播陽万宝智恵袋),五軒屋は竹ノ門の北にあり,農家が5軒あったのでその名があるといい(姫路市町名字考),高田は,竹ノ門より東へ3丁の所にあり,政所または王城といわれ,国府所在地であったとする説がある(姫路紀要・地名辞書)。大永・天文年間頃の播磨惣社の祭礼を記した射楯兵主神社由緒書に,大永元年7月の七ケ日神踊を行った12か村の中に国府寺村が見える(射楯兵主神社文書/姫路市史史料編1)。特に,大永2年の三つ山祭礼では,福中村・宿村とともに作り山をつくり,天文2年の同祭礼では両村とともに流鏑馬の馬10疋を奉納するなど,これら3か村は特に播磨惣社との関係が深かったと思われる(同前)。
国府寺村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
国府寺(近代)】 ?明治22〜45年の市殿村の大字名。