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南沢町
【みなみざわまち】


旧国名:佐渡

(近世~近代)江戸期~現在の町名。江戸期は相川の1町。町並みは東西に続き,北は次助町・大工町,南は中寺町・下寺町に接する。町名は,南沢に沿って町並みが展開したことに由来。元禄7年検地帳では南沢と見え,畑屋敷3町余,屋敷数は西側54・東側32・南側1。相川町々書上でも南沢と見え町並み526間余,畑8反余・町屋敷2町余,地内から次助町に出る坂が2筋,大工町と中寺町に出る坂がそれぞれ1筋ある。また,銀山石寄せ所を岡小屋といい,かつて山師衆が銀山へ行く時に岡小屋の者が毎日大工町まで出迎えたので,御駕籠屋ともいう。文政9年墨引帳では家数71・竈数54,職業は勝場仕事師11・日雇5・針仕事師4・出入奉公3,明屋敷13。ほかに水車役所・大吹役所があった。寺院は,慶長19年建立の浄土真宗長明寺,享保2年次助町から移転してきた日蓮宗妙円寺,廃寺址は浄土真宗専福寺と播磨寺。明治6年の人口293。同22年相川町に所属。昭和48年の人口87。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7078375