平泉寺
【へいせんじ】

旧国名:越前
九頭竜川中流右岸に位置する。白山三馬場の1つ平泉寺の所在地。天文8年10月18日の平泉寺賢聖院領目録には「寺内分」としてまとめられた2石5斗,4,170文の地があり,その他同目録および永禄11年6月2日の平泉寺高村存秀所領目録において村名を冠さない地はほぼ寺内分とみられる(平泉寺文書/大野市史史料総括編)。両目録中の寺内分とみられる地を挙げれば,滝堂・イヤ谷ノセ坂・吉尾タヤ屋敷・桜町・釈迦堂村・引尾・十如坊屋敷・合之坂橋之北・車坂・安成坊本屋敷・極楽境・護摩堂口・正覚院之下・松尾勝定川・赤尾・中院之大道・桐ケ岡・何波橋・安ケ市・鷺林・向はざま・阿利坊小路となる。このうち安ケ市と赤尾は江戸期では平泉寺村の枝村となっており,滝堂・車坂・釈迦堂が小字として伝えられている。釈迦堂は釈迦堂村として目録に見えるが,この地は平泉寺村の南東,女神川を挟む地にあった(勝山市史)。
【平泉寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【平泉寺村(近代)】 明治22年~昭和29年の大野郡の自治体名。
【平泉寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7094922 |




