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上宝村
【かみたからむら】


(近代)明治8年~現在の吉城(よしき)郡の自治体名。県の東北端に位置し,槍・穂高連峰から発した蒲田(がまた)川と乗鞍(のりくら)岳から発した平湯川が合流して高原川となり,さらに双六(すごろく)川を合わせ,これらの流域に発達した山間の村。明治8年筑摩(ちくま)県管轄の上高原郷の平湯・一重ケ根(ひとえがね)・福地・栃尾(とちお)・中尾・神坂(かんさか)・今見・田頃家(たごろけ)・柏当(かしあて)・蓼ノ俣(たでのまた)・笹島・赤桶(あかおけ)・苧生茂(おいも)・葛山・下佐谷(しもさだに)・長倉・岩井戸・双六(すごろく)・中山・見座(みざ)・鼠餅(ねずもち)・新田(あらた)・宮原・在家・本郷・吉野・蔵柱(くらばしら)・荒原・桃原と下高原郷の金木戸の30か村を合併して成立。旧村名は組名に継承。上高原郷の呼称により上宝村と命名。同年桃原を双六組に,上灘(かむなだ)を宮原組に編入。福地組より村上を分組。見座に戸長事務所を設置。翌9年岐阜県に所属。同12年郡区町村制により吉城郡に所属。同22年組名を大字名に改称。明治34年見座より在家へ役場を移転。昭和11年の戸数1,066・人口6,319,村域のほとんどを山林と原野で占め,農地は畑地が多い。同年の産物は繭2万9,932貫・木炭51万6,262貫・木材用材・薪類・根菜類・柿・梨など(産業総攬)。同50年の世帯1,264・人口4,710。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7105540