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乙方
【おちかた】


旧国名:山城

彼方・大路方・遠方とも書く。宇治川が山城盆地に流れ出る地点に位置し,地名の由来については,宇治橋から三室戸に至る宇治大路の大路方の転訛とする説,川の流れ落ちる落方の意とする説などがある(宇治市史)。式内社宇治彼方神社がある。
彼方(古代)】 奈良期~平安期に見える地名。
遠方(中世)】 鎌倉期~戦国期に見える地名。
乙方町(近世)】 江戸期の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7137870