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殿原
【とのはら】


旧国名:播磨

加古川支流万願寺川流域。「風土記」の上鴨里の中心地と推定されている。地名の由来は不明であるが,一説に赤松家御一家衆在田氏の本拠のあったところから殿原と称したともいう。字寺の前にある天台宗国府寺は白鳳期寺院の廃寺跡で,後世別の寺が建立されている。忍冬唐草文軒平瓦,素縁草弁軒丸瓦など布目瓦が出土する。塔跡基壇には大正期まで心礎があったが阪神間の別荘の庭石に買われていったと伝えられる。四天王寺様式の伽藍配置を残している(播磨上代寺院址の研究)。地内庚申山の中腹,清水寺境内の御葉付イチョウ樹は,樹高約33m,根回り5.9m,胸高幹囲4m,推定樹齢300年。
殿原(中世)】 戦国期に見える地名。
殿原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
殿原(近代)】 明治22年~昭和42年の大字名。
殿原町(近代)】 昭和42年~現在の加西市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7161135