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宿ノ浦
【しゅくのうら】


旧国名:肥前

古くは宿浦とも書く。五島列島中通島の南西部に位置し,海岸線は入り組んでいる。集落は築地(ちじ)・白魚・笛吹・中ノ浦・大浦・檮ノ木などに分かれ,築地・白魚は鎌倉期の史料に見える古い地名である。薬師堂境内のうちに室町期の五輪塔・宝篋印塔が見られる。地内白魚は中世に白魚氏が居住した地で,城跡は発見できないが,白魚一族の墓だという数多くの五輪塔や宝篋印塔がある。薬師堂には半肉鋳像の懸仏があり,裏に天正12年と書かれている。
宿浦(中世)】 南北朝期に見える地名。
宿ノ浦村(近世)】 江戸期の村名。
宿ノ浦郷(近代)】 年不詳~現在の行政区名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7221175