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新町?(近世)


江戸期~明治6年の町名河内国丹南郡のうち狭山【さやま】新宿とも称したはじめ幕府領,享保6年狭山藩北条氏領,寛延元年からは再び幕府領「五畿内志」には「新町〈南日半田新町,北日狭山新町〉」と見え,半田新町は半田村に,狭山新町は池尻村にそれぞれ属した慶長13年片桐且元を奉行とした狭山池改修工事ののち,片桐家臣若干名を当地に留め,在地の有力土豪とともに30名を樋役人として池守の指揮のもとに池水の分配に当たらせ,狭山池の東除口に居住させたというさらに慶長15年には樋役人を7名増員し,狭山池の西除口の西北に配置,その屋敷地を西新町と称したという享和2年の池尻村明細帳(沢田家文書/狭山町史)には「一,新宿樋役人屋敷御赦免地南側十五軒分半田村領,北側十五屋敷ハ池尻村領ニ而一屋敷六間ニ六十間ツゝ」とあり,無年貢地で課役も免除されていた明治6年池尻村の一部となる

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「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7383899