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鱠町(近世)


江戸期の町名八代【やつしろ】城下八代町の一町で町人町膾町とも書く八代城の南に位置する本町の南,上中島町(中島町)の木の場通りから,さらに東へ紺屋町に抜け笹堀前に至る東西に通じる縦町中世渡明船の造船所跡地である笹堀が江戸期には貯木場として利用され,その取入れ搬出の南北線は木の場丁と現在も通称され,その木材を取り扱う人夫たちの飯場として当町が枝町となって成立したと思われる文化元年の町屋配置図に当町の名は見えず(八代市史),中島町のうちである木の場丁の一部になったと思われる現在の八代市本町1~4丁目のうちにあたる

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KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7453249