日本語使いさばき辞典 30 状況・様態からみた「声」 [笑っている]笑(わら)い声(ごえ)・笑(え)み声(ごえ)[喜んでいる]歓声(かんせい)・歓呼(かんこ)[ほめたときの]喝采(かっさい)・誉(ほ)め声(ごえ)[興奮したときの]喚声(かんせい)[泣いている]泣(な)き声(ごえ)[涙ぐんで泣き出しそうな]涙声(なみだごえ)[大声で泣く]慟哭(どうこく)[泣き叫ぶ]哭声(こくせい)・悲鳴(ひめい)[わめき叫ぶ]絶叫(ぜっきょう)・叫喚(きょうかん)[大声で叫ぶ]大呼(たいこ)・呼号(こごう)・大喊(たいかん)[続けざまに叫ぶ]連呼(れんこ)[大声で叱りつける]大喝(だいかつ)[怒って怒鳴るときの]怒声(どせい)・怒号(どごう)・怒鳴(どな)り声(ごえ)[あたりにひびく怒鳴り]雷声(かみなりごえ)[勇ましく叫ぶ]雄叫(おたけ)び・男建(おたけび)・雄誥(おたけび)[ののしってわめく]罵声(ばせい)[生まれて初めての]産声(うぶごえ)・初声(うぶごえ)[恐怖などから発する]悲鳴(ひめい)[震えながら発する]震(ふる)え声(ごえ)・戦慄(わなな)き声(ごえ)・戦慄(わななき)声(ごえ)[嘆きの]嘆声(たんせい)・悲(かな)しみ声(ごえ)[ため息をついて嘆く]咨嗟(しさ)[わざとこしらえた]作(つく)り声(ごえ)[わざと出す高い]裏声(うらごえ)[普通でない]奇声(きせい)[若い女性などのかん高い]黄色(きいろ)い声(こえ)[女性のなまめかしい]嬌声(きょうせい)[人にこびるような]猫撫(ねこな)で声(ごえ)[風邪をひいたときの]風邪(かざ)声(ごえ)・風声(かざごえ)・風邪(かぜ)声(ごえ)・風声(かぜごえ)[忍んで出す]忍(しの)び音(ね)・忍(しの)び声(ごえ)[わびしそうな]侘(わ)び声(ごえ)[うらんで嘆き悲しむ]怨嗟(えんさ)の声(こえ)[とげとげしい]尖(とが)り声(ごえ)[互いに呼ぶ]諸声(もろごえ)[勢いをつける]掛(か)け声(ごえ)[戦場で一斉にあげる]鬨(とき)の声(こえ)・勝(か)ち鬨(どき)・鯨波(げいは)[書物を読む]伊吾(いご)・CID(14385)唔(いご)・唔CID(14385)(ごい)[詩歌などを吟ずる]吟声(ぎんせい)[読経・説法の]法(のり)の声(こえ)[調和する]諧声(かいせい)[調子の整わない]斑声(むらごえ)[万歳楽などを唱える。また、平和を祈る]千歳(ちとせ)の声(こえ)[鉄道員が信号などを確認して出す]喚呼(かんこ)[声帯が変化するため声が低く変わる]声変(こえが)わり[鳥獣が鳴く]啼声(ていせい)[鳥などがその季節になって初めて鳴く]初音(はつね)[ガンが鳴く]雁金(かりがね)・雁(かり)が音(ね)[鐘の音]鐘声(しょうせい)[波の音]濤声(とうせい)[風の音]風声(ふうせい)[一度だけ音を出す]一声(いっせい) あすとろ出版「日本語使いさばき辞典」JLogosID : 4381227