デュアルカレンシー債
【でゅあるかれんしーさい】

Dual Currency Note

発行（払い込み）と償還（払い戻し）を外貨建て、利払い（クーポンの支払い）を円建てで行う債券。順デュアル債とも呼ばれる。通貨スワップを組み込むことによって、外貨建てのクーポンを円建てに入れ替える。外貨の金利が円の金利よりも十分に高ければ、通常の円建て債券よりも割高な利払いを円建てで受け取れるというメリットがある。半面、償還時の為替レートによっては元本が（円換算で）目減りするという為替リスクが伴う。

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日経BP社 「日経ビジネス　経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517395