ランダムウォーク
【らんだむうぉーく】
Random Walk
株式など金融資産の値動きには規則性がなく、完全にランダムに変動するという考え方。過去の価格は将来の価格動向の予測に役立たないという仮説にもとづく。もともとフランスの数学者ルイ・バシュリエが1900年に提唱した考え方を、1960年代にアメリカの経済学者たちが再評価し、現代の証券理論の1つの基礎を形成している。ランダムウォーク理論に対して、テクニカル分析の支持者は、過去の価格の動きを示すチャートを分析すれば、将来の価格変動の傾向を予測することができると主張する。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517505 |