一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
【いっぱんにこうせいだとうとみとめられるきぎょうかいけいのきじゅん】
Generally Accepted Accounting Principles:GAAP
企業が経済行為を会計的に処理する場合に準拠する基準であるが実体的に存在するわけではない。しかし一般的に企業会計原則と会計基準委員会(ASBJ)から公表されている企業会計基準等が該当するといわれている。会社法および金融商品取引法において、企業の会計は、公正な会計慣行である一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従うことを定めた斟酌規定が設けられている。また、法人税法においても、課税所得を計算するにあたっての益金および損金は、法人税法上別段の定めのあるものを除いて、企業会計上の収益および費用を指し、その収益および費用は一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従って計算されると定められている。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8517601 |