有税償却
【ゆうぜいしょうきゃく】
Taxable Depreciation
税務上の償却可能限度額を超過して、会計上で減価償却を行うことである。会計上の減価償却費が税務上の償却可能限度額を超過した場合、納税額の基礎となる所得を計算する際に、その超過額を損益に加算しなければならず、その結果、償却超過分については税金が発生する。このように、税務上の償却可能限度額を超過して実施した会計上の減価償却は、税金のかかる償却であることから、有税償却といわれている。
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| 日経BP社 「日経ビジネス 経済・経営用語辞典」 JLogosID : 8518061 |