人口ボーナス
【じんこうぼーなす】
総人口に対する生産年齢人口の比率が増加することによって所得と需要が増え、その結果半ば自動的に経済が拡大する現象。日本の高度成長期もこの時期に当たるとされる。
この「生産年齢人口比率の拡大(=それ以外の人口比率の低下)」は大抵、後続世代の減少=少子化を伴っている。このため、人口ボーナスをしばらく享受した後は、これらの生産年齢世代の高齢化と、後続世代の現象とも相まって少子高齢化社会に直面することになる。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524278 |