資産対応証券
【しさんたいおうしょうけん】
資産の流動化に関する法律(SPC法)に規定される特定目的会社(TMK)が発行する流動化対象資産が生み出す収益を原資とした証券。
資産対応証券には、一般企業の優先株に相当する優先出資証券、一般企業の社債に相当する特定社債券、一般企業のコマーシャル・ペーパーに相当する特定約束手形の3種類がある。
資産の流動化に関する法律では特定目的会社の資産が全ての債権者の担保となっているだけであり、必ずしも流動化対象資産に証券の担保権が設定されているわけではないので、「対応」という言葉が用いられており、資産担保証券(ABS)と区別されている。
【参照キーワード】
優先出資
特定社債
特定約束手形
(c)2011 Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation
| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524374 |