使用価値
【しようかち】
固定資産の減損会計基準において、回収可能価額を求めるにあたり算定する価値のことで、資産または資産グループの継続的使用と使用後の処分によって見込まれる将来キャッシュフローの現在価値の合計をいう。使用価値の算定には、当該資産または資産グループの将来キャッシュフローと割引率の算定が重要である。将来キャッシュフローを見積もるにあたっては、企業に固有の事情を反映した合理的で説明可能な仮定及び予測に基づく必要がある。割引率については、貨幣の時間価値を反映した税引前の利率を適用する。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524487 |