性能規定
【せいのうきてい】

建築法令で構造や防火の規定を定める場合に、建築物が本来備えなければならない性能を明示して、その基準に適合するものを認定する形式の規定。所定の性能を達成するための技術は一つに限らず複数存在するので、性能規定化により新技術の開発や採用の促進が期待されること、また仕様規定と比べ国際的な基準との整合性を確保しやすいことなどのメリットがある。近年のシミュレーション技術や評価技術の発展などを背景として、技術基準の性能規定化が進みつつある。
【参照キーワード】
仕様規定

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524691