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▼カスベの名で広く知られる


エイは怪魚である。体は著しく扁平で、大きな三角形の胸ビレを持ち、尾は細長く伸びている。目は背側にあり、口は腹側にある。腹側から見れば、その風体はまるで宇宙人。こんな姿の魚が世界に約350種、日本海域にも50種前後見られるそうだ。そのうち食用にしている種類では、アカエイガンギエイがよく知られる北海道などで「カスベ」と呼ばれ、よく食べられいるのはガンギエイ。この種類のエイは背や尾にギザギザのトゲを持ち、それが雁木に似ていることからこの名前がある。




東京書籍
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14070407