▼日間賀島のミルクイガイは4月から6月が食べ頃
ミルクイガイの水管はこれまで何度か食べたけれど、ハラの部分は初めて。そっと舌にのせると、とろけてしまいそうな食感と濃厚だが澄んだ旨味が口の中にじゅわーっとあふれた。カキの卵巣に匹敵するうまさである。水管はシャリシャリとした食感が実に楽しい。香りも味もシロミルよりもずっと上品である。
日間賀島のミルクイガイ漁は、4月1日が解禁で12月まで行われる。旬は4月から6月。この時期は外敵が少ないため漁獲量が多く、味も特別によい。
| 東京書籍 「旬のうまい魚を知る本」 JLogosID : 14070475 |