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![]() | 下植木[関東地方] |
「しもいき」ともいう。大間々扇状地の南部に位置し,南部をほぼ東西方向に粕川が流れる。義経伝説のある湧水があったが,構造改善事業により消滅した。地名の由来は定かでない。植木については鎌倉期に成立した「念仏往生伝」第29(県史資料編6)に「樹市」と市名で見え,また貞治5年の銘を有する伊勢崎市宮前町の赤城神社異型宝塔銘(同前)に「殖木宮」とある。淵名荘内にあり室町期の文書には「植木郷」と見える。昭和10年調査の「上毛古墳綜覧」には34基の古墳が記載されている。また赤城神社には,弘長3年銘の御正体があった。このほか観応2年・貞和2年銘の宝塔,延徳2年銘の石幢が赤城神社や天増寺にある。
【下殖木郷(中世)】 室町期に見える郷名。
【下植木村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【下植木(近代)】 明治22年〜昭和45年の大字名。
【下植木町(近代)】 昭和45年〜現在の伊勢崎市の町名。
