検索結果一覧
17件Hitしました
1から10件/17件中
![]() | 勝山[中部地方] |
九頭竜川中流域に位置し,東に法恩寺山などの連山がひかえる。東は加賀国牛首,南は大野を経て美濃国郡上,西は勝山街道によって福井に至る。地内を九頭竜川上流下荒井から取水した大用水(立合用水)が貫流し,農業・生活用水として大きな役割を果たしている。また,段丘地にあるため各所に清水が豊富であった。勝山の地は中世末期には北袋郷袋田村のあったところで,その称は平泉寺落より地頭附覚(藤井寛治文書/勝山市史資料篇)によると,天正2年,村岡(むろこ)山に拠った北袋一向一揆が平泉寺と戦い,これを破った戦勝を記念して村岡山を勝山と名付けたことに始まるという。天正8,9年頃柴田三左衛門が袋田村に城を築き,勝山の名を吉兆として勝山城と名付けたと伝える(同前)。九頭竜川河原に面する北西部には河原,畔川・下毛屋に接する南西部には新田の名のつく小字名が現在も多数残る。
【勝山町(近世)】 江戸期〜明治22年の町名。
【勝山町(近代)】 明治22年〜昭和29年の大野郡の自治体名。
【勝山市(近代)】 昭和29年〜現在の自治体名。
【勝山(近代)】 昭和41年〜現在の勝山市の大字名。
