利礼
【りれい】
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宗谷地方の利尻・礼文(れぶん)両島の総称。利礼地区とも呼ばれる。利尻島は鋭い尾根をもつコニーデ型の利尻山(1,718.7m)を中心とした円形の火山性の島で,礼文島は主に新第三紀層からなる丘陵性の細長い島。両者は対照的な自然的特性をもつが,礼文水道を挟んで約10kmしか離れておらず,姉妹島と呼びならわされてきた。大正初期には両島を結ぶ道庁の命令航路は利礼航路と呼ばれた。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7009525 |