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霧降高原
【きりふりこうげん】


日光市の表日光連山の東端赤薙(あかなぎ)山の南東斜面に広がる高原。高原が一番にぎわうのは6月下旬から7月中旬のニッコウキスゲの咲く時期で,山全体が黄色いじゅうたんを敷きつめたようになる。特に小丸山と赤薙山との間のキスゲ平には大群落があって見事な景観を示す。また,春のツツジ,夏のキャンプ,秋の紅葉,冬のスキーと四季を通じての行楽地。霧降高原駐車場からキスゲ平まではリフトの便がある。当高原の南東部には霧降滝をはじめ玉簾滝・丁字滝などがある。牧場もあり回転レストラン・遊園地・洋弓場・釣堀・テニスコート・フィールドアスレチック・キャンプ場・貸別荘などの施設・設備も整っている。小丸山から丸山へ登る小登山コース,大山ススキ平を回るハイキングコース,赤薙山・女峰山への表日光連山への登山縦走コースと体力に応じて楽しめる。霧降滝から今市市の大笹牧場を経て栗山村青柳へ通じる霧降高原有料道路(県道青柳日光線)がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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