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古峰ケ原高原
【こぶがはらこうげん】


鹿沼市西部,上都賀郡足尾町との境界付近に広がる標高1,000~1,400mの波状高原。一帯は約1,200年前,日光を開いた勝道上人が修行を積んだ地で,山岳宗教の霊地として広く知られ,その名残の深山巴の宿や三板石などが残されている。ヤシオツツジ・レンゲツツジ・シラカバ・カラマツなどの林の中に,ハイキングコースやキャンプ場も整備され,春秋のシーズンには多くのハイカーでにぎわう。高原へは鹿沼市・足尾町・粟野町・日光市の各方面からのルートがあるが,鹿沼市古峰原からの道が広く利用されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7041878