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寺山鉱泉
【てらやまこうせん】


寺山の湯ともいう。矢板市長井にある鉱泉。湯沢川の河岸に位置する。温泉の歴史は古く,江戸期より,付近にある真言宗の名刹寺山観音寺の霊湯として知られていた。泉質は,硫酸カルシウムなどを含む無色透明の鉱泉で,神経痛・胃腸病・皮膚病などに薬効があるといわれ,長期滞在の湯治客が多い。近年は山菜摘み・魚釣り・狩猟などの客も見られる。宿泊施設の収容人員約50人。付近には,県民の森やツツジの名所,八方ケ原がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7042709