太田谷
【おおただに】
福井県境,取立山(標高1,302.7m)の北から南北に延びる谷。大道谷(おおみちだん)堂の森付近で大道谷川に合する。出作小屋が散在していたが現在はほとんどみられない。古くは堂の森からこの谷をさかのぼり護摩堂(ごまどう)((ごまんど))峠を越えて福井県勝山市北谷町五所ケ原に出る道があったが,現在は廃道となっている。合流点には白峰小学校大道谷分校があり,上流約3km右岸には幹が空洞になった太田の大トチがある。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7086022 |