角川日本地名大辞典 中部地方 石川県 13 大乗寺坂【だいじょうじざか】 金沢市街地中央部南東寄り,兼六園の南,本多町2丁目から出羽(でわ)町・石引4丁目へ上る坂道。慶長年間から元禄年間にかけて,曹洞宗大乗寺が坂下にあったので名づけられた。同寺はのち,南部の長坂町に移転。付近は,下に県立工業高校,上に石川厚生年金会館や石川電気通信部があり,遊歩道として城下町らしい面影をとどめている。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7088069