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福浦湾
【ふくうらわん】


敦賀湾奥の東部,金ケ崎(かねがさき)の北にある小湾。地名の由来は不明。湾奥に石灰石を産し,明治期の石灰焼場に始まり,昭和10年には敦賀セメントが設立された。石灰石の採掘と埋立てで湾奥の地形は改変を受ける。さらに敦賀港港湾区域の一部として昭和59年から南岸の埋立てが行われ,埠頭用地となった。埋立地に一部かかる所に石炭専用の火力発電所建設が予定され,石炭荷揚げを中心とした専用岸壁となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7094807