須津川
【すどがわ】
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神谷(かみや)川ともいう。富士川水系沼川の支流。富士市の南東部を流れる愛鷹(あしたか)火山の放射谷の1つ。呼子(よびこ)岳・位牌(いはい)岳にかけての稜線の南西斜面に源を発する。源流部は熊ケ谷と呼ばれる愛鷹火山の旧中央火口・火口壁を破り流れ出し,愛鷹山山麓部で河岸段丘を発達させ,浮島ケ原で沼川に合流する。段丘上には琴平古墳・千人塚古墳がある。川沿いは愛鷹登山道の1つで途中無人の須津山荘がある。高さ21mの大棚の滝,キャンプ場もあり,市民の憩いの場となっている。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7112292 |