逢妻川
【あいづまがわ】
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豊田市大清水町付近を水源とする逢妻女川と,同市小川町付近を水源とする逢妻男川が,同市逢妻町で合流して逢妻川となる。さらに水平川・恩田川などの小河川を合流したのち,刈谷市の西部を流れ衣ケ浦湾頭に注ぐ。2級河川。流長10.273km・流域面積94.5km(^2)。「三河国名所図絵」に在原業平にちなむ伝説がある。江戸期から明治期には,舟運を利用して刈谷産の黒瓦・酒などが運ばれた。現在,流域が西三河地方を代表する内陸工業地帯でもあるため,工場廃液の流出などによる水質汚染が心配されている。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7115113 |