見出川
【みでがわ】
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三出川とも書く。指定流路延長3.9km。泉南郡熊取町南部にある雨山東麓の谷間を水源とし,熊取町東部を貫流したのち,貝塚・泉佐野両市の境界を形成して大阪湾に注ぐ。川名の由来は,建仁元年10月,熊野詣の一旅僧がこの河畔にさしかかった時,金色に包まれた十一面観音像が現れたことによるとされる(後鳥羽院熊野御幸記)。河口右岸に二色浜(にしきのはま)ヨットハーバー,左岸に泉佐野水産コンビナートがある。なお,昭和43年,水源近くに永楽ダムが完成した。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7154029 |