都介野岳
【つげのだけ】
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山辺郡都祁(つげ)村の白石・南之庄の南方にそびえる山。富士山に似た秀麗な山容で「都祁野富士」の愛称で呼ばれる。標高632m。頂上に竜王社が祀られ,雨乞の神として,農耕に従事する人々に古くから信仰されてきた。頂上から南西へ下った中腹に,堂ケ平と呼ばれる平坦地があり,堂宇の跡を思わせる礎石が整然と残り,奈良期の高僧道慈が隠遁したと伝えられる竹渓山(つげやま)寺の跡とされる(都祁村史)。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7168088 |