100辞書・辞典一括検索

JLogos

14

杉ケ峠
【すんがとうげ】


鹿足(かのあし)郡津和野町大字笹山(ささやま)字木野(この)から,同郡柿木(かきのき)村大字福川字唐人屋へ越す峠。標高660m。江戸期には津和野藩主の参勤交代路として,また庶民にとっては吉賀(よしか)方面に行く主要道路であった。明治の中期津和野~本郷線が開通。車はこの線を通るようになった。歩く人たちはここを通っていたが,大正末期柿木から日原(にちはら)へ出る道路が完成,次第に通る人のない道となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179679