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松尾峠
【まつおとうげ】


邑智(おおち)郡瑞穂(みずほ)町大字市木(いちぎ)と石見(いわみ)町大字矢上(やかみ)の境界にある峠。標高570mで頂までの道は傾斜が激しい。江戸期は砂鉄を運ぶための重要な路線であり,第2次大戦中は,郡役所のあった邑智郡の中心地川本村(川本町)大字川本との重要連絡路であったため,往来する人も多かったが,現在ではこの峠を越す人もまったくなく,樹木が生い茂っている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7181303