三子山
【みつごやま】
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邇摩(にま)郡温泉津(ゆのつ)町大字井田・荻村(おぎむら)にある山。標高589.7m。その名の示す通り,遠く望むと,東西に565.8m・556.2mの2峰がひかえている。「石見古城名鏡録」に「三児城,城主菰口(こもぐち)右京」と見える。また,山の西側の鞍部に,上村・飯原に通ずる古道があるが,そのあたりに,城主の祈願所といわれる真言宗高野山派の鷲峰寺(じぶうじ)があり,地名ともなっている。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7181441 |