七ツ淵
【ななつぶち】
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高知市秦地区七ツ淵にある急流。市の北郊正蓮寺高原の北斜面,鏡川源流部の1つに懸かる。渓流が7段の滝状を呈しているもので,「土佐州郡志」にもその名称と,平家の落人の妻が入水した哀話の伝承が記載されている。7段目が最も落差が大きいが,源流部の小流であり,また,鎖の設備もあるので,水量の少ないときには滝に沿って下りることもできる。高知市の近郊にあり,市民のハイキング地として親しまれてきた。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7207202 |